多面観察評価システム(360度多面評価)
多面観察評価システム(多面評価・Moas)の実施にあたって
少 子高齢化が叫ばれる昨今、2007年を境に労働人口か減少し、中でも中小企業にとっては労働者の確保もままならない状況が差し迫っていると思われます。そ の中にあって企業を成長させ発展させるためには、人材の確保も重要なファクターではありますが、現従業員の能力を見極め、効率よく経営に再投資していくか は、経営者の最重要課題ではないでしょうか。
多面観察評価システム(多面評価)は、上司(上位者)・同僚(同位者)・部下(下位者)数名が被観察者(対象者)の普段の行動を観察し、評価することによ り、より客観的で精度の高い評価を得られ、被観察者(対象者)にとっても能力の位置づけや能力の棚卸しができるものと考えております。
また、多面観察評価システム利用の次期ステップとして、その企業独自の人事考課や評価システムとは異なり、他の企業と比較することにより自社だけでは捉え きれなかった能力が把握できるため、より効率的な配置転換(人事異動)や人材開発が可能となり、中小企業にとって重要な課題の1つであります後継者の発掘 や育成だけでなく、社員の昇進・昇格・抜擢人事、賃金への配分に活用いただけるものと考えております。
多面観察評価システム(多面評価・Moas)とは?
多 面観察評価システム(多面評価)とは、上司(上位者)・同僚(同位者)・部下(下位者)数名が被観察者(対象者)の普段の行動を観察し、評価することによ り、より客観的で精度の高い評価を得られ、被観察者(対象者)にとっても能力の位置づけや能力の棚卸しができるシステムです。
また、研修やカウンセリングなどを組み合わせることにより、管理者の意識改革や動機付けにも有効なシステムです。
Moas 7つの特徴
- 人事考課では把握できなかった納得性・客観性の高い個人の能力レベルが得られ、また今まで大企業だけでしか把握し得なかった個人の能力レベルが自社も含めて、他社との比較(企業横断)によりどのレベルにあるのか、把握することが出来ます。
- 同項目(ディメンジョン)で自己評価、上位者評価、同位者評価、下位者評価、全体評価の5つの視点から評価レベルを把握することが出来ます。
- レポートでは、各観察者の評点と偏差値が表示され、統計学上の位置づけが一目でわかるようにしてあり、また個人の強み・弱み、留意点がコメントで示されています。
- 項 目(ディメンジョン)を細分化して評価精度を落とすよりも、管理者に必要最低限の項目(ディメンジョン)に集約して評価精度を高めることを重要視しまし た。また、評価精度を高めることにより研修や能力開発にとどまらず、昇進・昇格・抜擢人事、賃金への配分に期待がよせられるものとなっています。
- 多面観察評価システム(多面評価)を基に研修やカウンセラーとの個人面談を組み合わせることにより、個人の能力開発により一層の効果をもたらします。
- 教育・研修会社が実施するヒューマンアセスメントとは異なり、低コスト・高スピード・高精度で個人の能力を判定することができます。今回、Web上から評価できるようになり、さらにスピードアップを実現しました。
- 多面観察評価システム(多面評価)を一定期間ごとに反復実施されますと、時系列的に個人能力を把握することができ、能力開発の効果も測定することができます。
企業紹介:奈良こだわり市場